メンズのY2Kファッション講座!着こなしのポイントからコーディネートまで徹底解説
2024/05/17公開
オシャレに敏感なメンズの皆さんは、Y2Kファッションがどんなスタイルかご存知でしょうか?
Y2Kファッションって、アルファベットと数字で少しとっつきにくい印象を与えますよね。
でも大丈夫です!Y2Kファッションは、ポイントをおさえれば思っているよりも簡単なんです!
今回の記事では、Y2Kファッションの基本からポイント、おすすめコーデ、ブランドまで幅広く解説します。
トレンドに乗り遅れたくないメンズは、ぜひチェックしてみてくださいね!
- Y2Kファッションとは?
- Y2Kファッションのポイント
- Y2Kファッションに欠かせないアイテム/デザイン
- Y2Kファッションのコーディネート
- ヴィンテージフーディ×カーゴパンツで作るルーズY2Kファッション
- ヴィンテージロンT×ルーズカーゴパンツで作る後ろ姿コーデ
- ヴィンテージセットアップでルーズなY2Kストリートコーデ
- スウェット×柄カーゴパンツで作る個性派Y2K
- 柄セットアップで作るグランジ感漂うコーデ
- レザージャケット×極太カーゴパンツで作る最新ストリートコーデ
- レイヤード×柄カーゴで作るルーズコーデ
- チェックシャツ×ルーズパンツで作るY2Kストリート
- 後ろ姿で魅せる!グラフィック×ルーズカーゴコーデ
- レザージャケット×超極太カーゴパンツで作るY2Kストリートコーデ
- ビッグスウェット×スキニーデニムで作るY2Kスタイル
- パープルパーカー×ジョガーパンツで作るクールなコーデ
- ヴィンテージロンT×多ポケットカーゴで作るルーズコーデ
- グラフィックT×ルーズカーゴで魅せるY2Kスタイル
- Y2Kファッションを楽しめるブランド
- メンズのY2Kファッション講座!着こなしのポイントからコーディネートまで徹底解説まとめ
Y2Kファッションとは?
そもそも、Y2Kファッションはどのようなスタイルを指すのでしょうか。
「なんとなく分かるけど、具体的な意味は知らない」というメンズも多いと思います。
そこでまずは、Y2Kファッションがどのようなスタイルのことなのかを知っておきましょう。
Y2Kファッションの定義
そもそもY2Kファッションとは、2000年頃に流行ったスタイルやトレンドを取り入れたファッションのことです。
Y2Kという言葉は、「年」を表す英語のYearの頭文字を取って『Y』と、1,000の単位を表す『K』を用いてつけられたもの。
ただ、今のY2Kファッションでは、2000年頃に流行ったスタイルをそのまま真似するのではなく、K-POPや古着でレトロ感を加えるのがトレンドとなっています。
昔のままの格好を真似してしまうと、”流行りからズレたダサいメンズ”になりかねないので、注意してくださいね!
Y2Kファッションが流行している理由
1990年代終わりから2000年代初頭は、セレブがお手本となるファッションが流行した時代。
ハイブランドがコレクションで当時のスタイルをリバイバルしたのが、Y2Kファッション流行の始まりといわれています。
膝上丈のミニスカートや自己主張が強めの色使いなど、ポップで派手なスタイルがZ世代に「新しい印象」として受け入れられたことから、Y2Kファッションとして広く浸透していきました。
ただし、ここで注意したいのが「Y2Kファッションは女子だけのトレンドではない」ということ。
確かにY2Kファッションのもとは、ギャルをはじめとする女子たちが火付け役になったスタイルです。
ただ、今のY2Kファッションはメンズのトレンドでもあり、着丈が短めのトップスやローライズデニムなどは、意外とメンズコーデにも簡単に取り入れられるアイテム。
そこでオシャレに敏感なメンズには、いま旬のY2Kファッションを楽しむのがおすすめなのです♪
Y2Kファッションのポイント
とはいえ、どのようにY2Kファッションを作っていけばよいのか悩むメンズも多いですよね。
そもそも、具体的にどのようなアイテムを組み合わせると、Y2Kファッションになるのでしょうか・・?
ここではそんな疑問を解決すべく、Y2Kファッションでおさえておきたいポイントを紹介します。
Y2Kコーデのポイントは「色」と「シルエット」のメリハリ
Y2Kコーデを作るうえで気を付けたいのが、「色」と「シルエット」の2つのポイントです。
- 色・・ポップ、鮮やか、ビビッド
- シルエット・・タイトさとボリュームのメリハリ
まず、Y2Kファッションで使う色は、ポップで鮮やかなものを選ぶのが◎
はっきりとしたビビッドカラーを差し色として取り入れると、現代的で垢抜けた印象に仕上がりやすくなります。
ただし、全身をポップなカラーにするのはNG!ガチャガチャしてまとまりのないメンズコーデになってしまうので、黒や白、グレーなどの無彩色を上手に使ってバランスをとりましょう。
次に、シルエットは「トップスはタイト」「パンツやスニーカーはゴツめ」を基本にするのがGood!
上下のシルエットにメリハリをつけると、一気にY2Kファッションらしいスタイルになりますよ!
Y2Kファッションに欠かせないアイテム/デザイン
ここからは、Y2Kファッションに欠かせないアイテムやデザインを一気にご紹介します。
「どんなアイテムが必要かわからない」というメンズは、以下のアイテムを揃えていきましょう!
ボックスシルエットのトップス(クロップ丈)/デザイン
Y2Kファッションらしさを簡単に表現できるのが、少し短めのトップスです。
“クロップ丈”とも呼ばれる短めのトップスは、上半身が短く見えることでスタイルアップにも効果的◎
着丈に対して身幅が広めの「ボックスシルエット」を選ぶと、韓国ストリート感も加わってよりトレンド感がアップします。
デニム
どの時代のファッションにも欠かせないのが、やっぱりデニム。
もちろん90年代終わり〜2000年頃にかけても、デニムパンツが流行していました。
Y2Kファッションでもデニムは欠かせないアイテムの1つなので、細めから太めまで数本もっておくとメンズコーデの幅が広がるのでおすすめです!
ダメージやスリット
次に取り入れたいのが、ダメージ加工やスリット(切れ込み)の入ったアイテムです。
今のトレンドでもあるダメージやスリットは2000年頃も流行していた加工で、よりカジュアルでラフな雰囲気を作るのに最適。
ダメージパンツやダメージジャケット、スリットの入ったセーターなど、ちょっとした加工が入っているデザインのものを選んでみてくださいね!
カモフラージュ柄
カモフラージュ柄は「迷彩柄」とも呼ばれる柄で、ミリタリーな要素をメンズコーデにプラスできます。
ただ、コーデにカモフラージュ柄を取り入れると、かなりカジュアルなイメージになるので、他のアイテムはキレイめにするのが正解。
アクセントとしてのカモフラージュ柄は、クール&カジュアルの程よいY2Kファッションを楽しむのにぴったりです!
ヴィンテージ柄
Y2Kファッションには、「平成レトロ」も積極的に取り入れていきたいところ。
ヴィンテージ柄のアイテムなら手軽にレトロ感が出せて、こなれた雰囲気のメンズコーデになります。
ヴィンテージ柄といっても、色褪せたグラデーションや幾何学模様など、柄の種類はさまざま。
いろんなアイテムをチェックして、自分の好みや似合う柄をみつけてみましょう!
ボクサーパンツ
Y2Kファッションでは、ローライズデニムや腕まくりで肌を見せるテクニックを取り入れるのも◎
もちろん大胆な露出はNGですが、少し肌を出すのはセクシーな演出にもなり、大人っぽさを醸すことができます。
そこでこだわりたいのがアンダーウェア!こちらのボクサーパンツのように、見えても恥ずかしくないウェアを日頃から着用しておくのがおすすめです。
ウォレットチェーン
Y2Kファッションのアクセントになってくれるのが、防犯対策としても有能なウォレットチェーンです。
ウォレットチェーンは財布とベルトループをつなげられるアイテムで、1990年代に大流行したアイテム。
喜平チェーンを使ったウォレットチェーンならメンズらしい重厚感があり、Y2Kファッションに渋さを与えてくれます。
厚底シューズ
90年代終わりから2000年初頭に流行った厚底シューズは、当時のギャルファッションの必須アイテムでした。
そんな厚底シューズも、Y2Kファッションの流行とともに再燃しているアイテムの1つ。
メンズの厚底シューズの代表格となるのが、「ゴツめのスニーカー」です。
厚底のスニーカーは履くだけでボリューム感がでて、メンズコーデの足元にインパクトを与えてくれますよ!
オールドイングリッシュ
Y2Kファッションをクールにキメるなら、ブラックレターのアイテムを取り入れるのが◎
オシャレな字体のプリントは、それだけでデザインとして十分魅力を発揮してくれます。
さらに、Y2Kファッションを上手に着こなすには、ポップなカラーと黒やグレーなどの無彩色を上手に組み合わせること。
洗練されたY2Kファッションを楽しむためにも、昔のスタイルのまま真似するのではなく、今の流行と組み合わせて、新しいメンズスタイルを作っていきましょう!
Y2Kファッションのコーディネート
ここからは、Y2Kファッションのメンズコーデを画像付きで紹介していきます。
どのようなアイテムが必要かや、どんな着こなし方をすればよいのかわからないメンズは、そのまま真似するだけでもOK!
気になるコーデがあれば、ぜひアイテムの詳細もチェックしてみてくださいね!
ヴィンテージフーディ×カーゴパンツで作るルーズY2Kファッション
この着こなしは、ウォッシュ加工でヴィンテージ感を出したジップアップフーディと、極太のカーゴパンツを組み合わせたルーズなシルエットが特徴。
全身をダークトーンでまとめ、太めのチェーンネックレスやキャップといった小物でY2Kらしいワイルドな雰囲気を強調しています。
足元にボリュームのあるブーツを合わせることで、ルーズながらもバランスの取れた最新のY2Kファッションメンズスタイルが完成します。
ヴィンテージロンT×ルーズカーゴパンツで作る後ろ姿コーデ
この着こなしは、ウォッシュ加工でヴィンテージ感を出したロンTと、極太のルーズカーゴパンツを組み合わせたシルエットが特徴。
ロンTの背中に施された大胆なグラフィックが、後ろ姿でも圧倒的な存在感を放ち、Y2Kらしいグランジ感のある雰囲気を強調したコーデです。
ヴィンテージセットアップでルーズなY2Kストリートコーデ
この着こなしは、ウォッシュ加工でヴィンテージ感を出したパーカーと極太パンツのセットアップが特徴。
上下ともにルーズなシルエットで統一し、Y2Kらしいグランジ感とリラックス感を強調しています。
ダークトーンのセットアップに、ボリュームのあるブーツを合わせるのが、最新のY2Kファッションスタイルを完成させるための鉄則です。
スウェット×柄カーゴパンツで作る個性派Y2K
この着こなしは、ウォッシュ加工でヴィンテージ感を出したルーズなスウェットと、個性的なタイダイ柄カーゴパンツを組み合わせたのが特徴。
スウェットの背中に施されたスタッズ(装飾)ロゴが、Y2Kらしいワイルドな雰囲気を強調しています。
ルーズなシルエットで快適さを保ちつつ、足元のボリュームブーツでバランスを取ったコーデです。
柄セットアップで作るグランジ感漂うコーデ
ウォッシュ加工によるタイダイ柄や迷彩柄のような柄が施されたジャケットとルーズなパンツのセットアップが特徴。
上下の柄を統一することで、Y2Kらしいインパクトとワイルドな雰囲気を強調しています。
足元にはボリュームのあるスニーカーやブーツを合わせ、オールブラック基調のルーズなシルエットで、最新のY2Kファッションスタイルを完成させましょう。
レザージャケット×極太カーゴパンツで作る最新ストリートコーデ
この着こなしは、レザージャケットと、極太のルーズカーゴパンツという、Y2Kらしいアイテムの組み合わせが特徴。
トップスに白Tシャツを合わせ、裾を覗かせるレイヤードで軽さを出し、レザーの重厚感を程よく中和しています。
レイヤード×柄カーゴで作るルーズコーデ
この着こなしは、ルーズなレイヤードトップスと、タイダイ柄やウォッシュ加工が施されたカーゴパンツの組み合わせが特徴。
トップスはTシャツとロンTを重ねたようなフデザイン、背中のグラフィックとカーゴパンツの柄でY2Kらしいインパクトあるワイルドな個性を強調しています。
チェックシャツ×ルーズパンツで作るY2Kストリート
Y2Kファッションといえば定番のアイテムであるチェックシャツをルーズに羽織り、インナーの白Tシャツを裾から覗かせるレイヤードが特徴。
ボトムスにはルーズなカーゴパンツを合わせ、全体的にゆったりとしたシルエットでメンズのY2Kファッションの基本を押さえています。
後ろ姿で魅せる!グラフィック×ルーズカーゴコーデ
この着こなしは、背中に大胆なグラフィックが施されたルーズなシャツと、極太のカーゴパンツを組み合わせたシルエットが特徴。
トップスとボトムスをオールブラックで統一しつつ、インナーの白を裾から覗かせることで、Y2Kらしいレイヤードと抜け感を演出しています。
レザージャケット×超極太カーゴパンツで作るY2Kストリートコーデ
レザーのブルゾンと、バギーシルエットのカーゴパンツを組み合わせた、大胆なシルエットが特徴。
短丈なトップスに対し、ボトムスでボリュームを出すというY2Kファッションの基本を押さえたスタイルです。
レザージャケットのワイルドさと、ルーズなカーキのカーゴパンツが、クールなストリートの雰囲気を強調しています。
ビッグスウェット×スキニーデニムで作るY2Kスタイル
ルーズなビッグシルエットのスウェットと、大胆なクラッシュ加工が施されたスキニーデニムを組み合わせた、Y2Kらしいメリハリのあるシルエットが特徴。
トップスをゆったりと、ボトムスをタイトにする着こなしは、当時のストリートファッションの基本です。
インナーの白を覗かせるレイヤードや、バケットハット、ボリュームのあるスニーカーといった小物使いで、クールなY2Kファッションスタイルを完成させましょう。
パープルパーカー×ジョガーパンツで作るクールなコーデ
この着こなしは、ウォッシュ加工でヴィンテージ感を出したパープルのルーズパーカーと、細身のジョガーパンツを組み合わせたメリハリのあるシルエットが特徴。
ルーズなトップスに対し、ボトムスをタイトにする着こなしは、Y2Kファッションの基本です。
パーカーの色とスニーカーの色をリンクさせ、バケットハットやマスクでクールな雰囲気を強調した、Y2Kファッションスタイルです。
ヴィンテージロンT×多ポケットカーゴで作るルーズコーデ
この着こなしは、ウォッシュ加工でヴィンテージ感を出したルーズなロンTと、サイドに複数のポケットが付いたカーゴパンツを組み合わせたのが特徴。
上下ともにルーズなシルエットを選ぶことで、Y2Kファッションに不可欠なリラックス感とワイルドさを強調しています。
太めのチェーンやバケットハットといった小物使いで、クールなストリートスタイルを完成させましょう。
グラフィックT×ルーズカーゴで魅せるY2Kスタイル
この着こなしは、ウォッシュ加工によるヴィンテージ感と、背中の大きなグラフィックが特徴のルーズなTシャツと、極太のカーゴパンツを組み合わせたシルエット。
上下ともにルーズなシルエットでメンズY2Kファッションの基本をしっかりと押さえつつ、オールブラック基調でクールな雰囲気を強調しています。
足元のボリュームスニーカーもY2Kらしいワイルドさを加えるポイントです。
Y2Kファッションを楽しめるブランド
最後に、Y2Kファッションで使うアイテムが豊富なブランドを5つ紹介します!
これからY2Kファッションにチャレンジしてみたいメンズは、ぜひチェックしてみてくださいね!
DIESEL
イタリア生まれのDIESEL(ディーゼル)は、デニムを中心とするアイテムを豊富に扱うブランドです。
カジュアルながらもラグジュアリーで、遊び心のあるデザインの洋服が特徴的。
近年スタートしたDIESELのスポーツコレクションは、Y2Kファッションに使いやすいパンツやTシャツを展開しています。
Thug Club
Thug Club(サグ クラブ)は、韓国ソウル発のストリートブランド。
現代ストリートらしい挑戦的なデザインのアイテムが多く、国内外のラッパー達からも指示されています。
アイコニックなロゴやパターンを使ったトップスやボトムスは、新鮮でどこかエモさを感じさせるアイテムとなっています。
Puma
スポーツウェアの定番ブランドでもあるPumaにも、メンズのY2Kファッションに活用できるアイテムがたくさん揃っています。
ナイロン系の商品も多いので、スポーツMIXを楽しみたいときにも◎Y2Kファッションらしい、明るめカラーのアイテムを探してみるのもよいかもしれません。
DIVINER
DIVINER(ディバイナー)は、「RECKLESS LIFE=妥協のない生き様」をコンセプトとする、大阪発のファッションブランド。
トレンドからスタンダードなデザインまで、幅広いアイテムを展開しています。
ブラックストリートを得意とするブランドのため、Y2Kファッションに「モノトーン」や「モード」さを与えてくれるアイテムが豊富。
トップスやボトムスから小物まで、さまざまなアイテムを扱っています。
Evisu
こちらも大阪発のファッションブランド、Evisu(エヴィス)です。
デニム生地を使ったアイテムを展開しており、日本を代表する高級ジーンズブランドともいわれています。
経年変化を楽しめる風合いをもつデニムが豊富で、現在ではTシャツやジャケット、インナーウェア、サングラスなども販売しています。
メンズのY2Kファッション講座!着こなしのポイントからコーディネートまで徹底解説まとめ
この数年で目にすることが増えた「Y2Kファッション」。
一見難しそうに感じるかもしれませんが、今回紹介した内容を参考にアイテムを選んでみると、意外とあっさり着こなせるはず!
90年代終わりから2000年頃は、今よりも”デジタル感”がない時代なので「いかにアナログらしく見せるか」も考慮したいところ。
アイテム選びや組み合わせに悩むメンズは、本記事をそのまま真似してみてくださいね!
関連記事
FEATURE




























