モノトーンでつくる最新ストリートファッションコーデ
2023/12/23
クールなファッションを表現できる「モノトーンコーデ」ですが、意外にもおしゃれなバランスを見つけるのは難しいもの。
さらにストリートコーデにモノトーンを取り入れるとなれば、どんなポイントを抑えておくべきか気になりますよね。
そこで本記事では、モノトーンを取り入れる際に気をつけるべきポイントの解説や、実際のストリートファッションコーデ例をたっぷりご紹介します!
モノトーンを使ったストリートコーデをマスターしたいメンズの皆さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
ストリートファッションとは
そもそもストリートファッションとは、街に集まる若者から発生したファッションのことを指します。
ブランド企業やファッション業界が意図して作り出したものではなく、街の中『ストリート』から自然に生まれたスタイルなんです。
そして、その背景にあるのが、ヒップホップやスケートボードなどの若者カルチャーです。
街に集まる若者が好んだ音楽やスポーツ、サブカルチャーはストリートファッション誕生に大きな影響を与え、ラッパーやスケーターを中心に絶大な人気を誇るスタイルへと成長しました。
とくに、ゆるっとしたオーバーサイズのシルエットや、スポーティーでカジュアルなアイテムは、ストリートファッションの大きな特徴。
これらは動きやすさを求めたものですが、同時に他のジャンルにはないカッコよさを感じさせます。
このようにカジュアルな要素が強いストリートファッションですが、モノトーンでまとめることで、全く印象の違うファッションを楽しむことができるのです!
ストリートファッションをモノトーンでまとめることによるメリット
近年では異なるジャンルを掛け合わせるのがメンズファッションのトレンドで、今までになかったスタイルが次々と生まれています。
今回紹介している「ストリート×モノトーン」の掛け合わせはカジュアルとクールの融合で、うまく着こなせればとてもカッコよく、周りとは違うメンズファッションが楽しめます。
では、ストリートファッションをモノトーンでまとめると、具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう!
大人っぽくストリートコーデを完成させるこができる
ストリートファッションはカジュアル感が強く、アイテムの選び方や合わせ方によっては子供っぽいメンズコーデになってしまうことがあります。
また、ダボっとしたシルエットのアイテムを使うことが多いので、身長によっては「足が短く見える」など、メンズには不安に感じる要素も・・
しかし、ストリートファッションにモノトーンを取り入れることで、「大人っぽいストリートメンズコーデ」へと変化します。
ダボっとした大きめのシルエットも、引き締め効果のあるブラックを上手に取り入れることで子供っぽさを除去してくれるんです!
ワントーンスタイルはトレンド
モノトーン×ストリートコーデの火付け役の1つにもなったのが、ワントーンスタイルが流行していることです。
近年トレンドの韓国ファッションには、ブラック系のアイテムをベースに使っていることが多く、メンズのストリートコーデにも取り入れられることが増えました。
とはいえ「ワントーンスタイル=全身真っ黒」ではないので、コーデ全体のトーンに統一感が出ていればOKくらいのラフさでも大丈夫です!
同色異素材でメリハリを付けることができる
トップスとボトムスの両方に同じ色のアイテムを合わせる場合、一歩間違えると野暮ったいストリート系のメンズコーデに仕上がることがあります。
そこで注目したいのが、アイテムに使われている「素材」です。
色自体は同じでも、使われている素材が違えば見た目の印象も違うので、メンズのストリートコーデにメリハリをつけることができるんです!
とくに「オールブラックコーデ」や「オールホワイトコーデ」など、全身同色でまとめるときは、素材でメリハリをつけることを意識するのが◎
生地の染め方でグラデーションっぽいコーデに仕上がる
モノトーンを使ったメンズストリートコーデに遊び心をプラスするなら、グラデーションのアイテムを取り入れるのもおすすめです。
そもそも「モノトーンコーデ」は、ブラック・ホワイト・グレーのような「無彩色」と呼ばれるカラーを使ったコーデのことですが、単色ゆえに物足りないと感じることも。
そんな時は、グラデーションに染められた生地を使ったアイテムを取り入れてみましょう!
色自体はモノトーンでも、グラデーションの濃淡があることで奥行きがでて、ひと味違うメンズコーデに格上げされます。
ブラックやホワイトはタイプを選ばず誰でも似合う
モノトーンを使ったストリートコーデのよいところは、着る人のタイプを選ばないことです。
ブラックやホワイトなどの無彩色は基本的に誰でも似合うカラーのため、ファッションに自信が持てないメンズでも挑戦しやすいはず。
各ブランドから販売されているアイテムも、ブラックやホワイトは基本カラーとして展開されることが多いので、取り入れやすいところもGood!
また、落ち着いた印象のモノトーンのメンズストリートコーデは、小物選びを工夫するとさらにおしゃれ度がアップします。
小物を取り入れるときは、”やりすぎない絶妙なバランス”を意識しましょう!
モノトーンコーデをする際に気を付けるポイント
先ほど紹介したように、モノトーンは着る人のタイプを選ばない色ですが、かといって「モノトーンアイテムならどの組み合わせでもよい」という考えはNGです!
むしろ、色遣いが少ないからこそ洗練された着こなしが重要ともいえるかもしれません。
ここでは、メンズストリートコーデにモノトーンを取り入れる際、気をつけておきたいポイントを3つ紹介します。
ホワイトやグレーといった明るめのインナーを取り入れる
「モノトーン」と聞くと、ブラックをイメージするメンズが多いと思います。
しかし、いつも全身ブラックで固めていては、面白みに欠けるメンズコーデになってしまいますよね・・。
そこで意識して欲しいのが、ホワイトやグレーなどの明るいインナーを効果的に取り入れること。
ストリート系のメンズコーデでも差し色を意識するだけで、グッと洗練された印象になります。
他のアイテムがブラックでもインナーの明るさがアクセントになり、単調なメンズコーデを回避できるようになりますよ!
アクセサリーはシルバー
モノトーンなメンズストリートコーデに合わせるアクセサリーは、シルバーで統一するのがおすすめです。
ゴールドのアクセサリーは、色を使ったメンズコーデやジャンルによっては映えますが、モノトーンでまとめるならシルバーの方が◎
モノトーンはシルバーのスッキリとした雰囲気と相性がよく、クールなメンズストリートファッションの引き立て役となってくれるはず。
使うアイテムがシンプルなときには、武骨でパンチの効いたシルバーアクセサリーを合わせると、ワンランク上のストリートな着こなしが目指せますよ!
キャップやバケットハットをかぶる
モノトーンを使ったメンズストリートコーデに、キャップやバケットハットを取り入れると、さらに上級者感がでて◎
キャップやバケットハットはコーデのアクセントとしても活躍しますが、実は全身をバランスよく見せる効果にも期待できる優秀アイテム。
というのも、ストリートファッションは基本的にダボっとしたサイジングのアイテムを取り入れるので、全身が大きめのシルエットになりがちです。
そこで、キャップやバケットハットをかぶり頭にもボリュームをだすことによって、全身がバランスよく整えられるんです!
モノトーンにまとめたストリートファッションコーデ12選
ここまで、ストリートファッションをモノトーンでまとめるメリットや、気をつけるポイントについて紹介してきました。
しかし、いざ自分でモノトーンを使ったストリートファッションコーデに挑戦してみようと思っても、アイテム選びや着こなし方に悩むメンズも多いはず。
ここからは、画像付きでモノトーンを使ったストリートファッションコーデを紹介します。
そのまま真似するだけでおしゃれでバランスのよいモノトーンコーデになるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
グレーとブラックを切り替えしたボアモノトーンコーデ
近年、冬アイテムのトレンドとして注目を集めている、ボアジャケットを使ったメンズストリートコーデです。
ブラックをベースに大胆なグレーの切り替えがおしゃれで、シルバーのスニーカーともバランスが取れてモノトーンの感じも◎
単にブラックとホワイトを組み合わせると、のっぺりとしてメリハリがないモノトーンなストリートコーデになりますが、グレーを効果的に使うと立体感のある仕上がりになりますね!
トップにボリュームを持たせたオールブラックコーデ
ストリートらしいオーバーサイズのダウンジャケットを使った、オールブラックコーデです。
肩から落ちたデザインでトレンド感あるジャケットに、下半身は細身のカーゴジョガーパンツですっきりとまとめています。
トップスとボトムスが同じブラックでも、素材感が違うことによって奥行きがでているところも真似したいポイント。
帽子やマスクもモノトーンでまとめているのに、野暮ったさのないメンズストリートコーデに仕上がっていますね!
グラデーションモノトーンコーデ
モノトーンコーデにヒネリを効かせるなら、グラデーションアイテムを使ったメンズストリートコーデに挑戦してみましょう。
こちらのコーデでは上下ともにグラデーションアイテムを採用し、光沢あるキャップを合わせて『ちょいハード系』なストリート感を作っています。
トップスもボトムスもゆったりめのシルエットを軸としていますが、ブラックとグレーでまとめているのでスタイリッシュに仕上がってGood!
グラデーションアイテムは、モノトーンコーデの単調見えを防いでくれるので、着こなしのテクニックとして覚えておきましょう!
素材でメリハリをつけたスポーティースタイル
こちらは秋冬に大活躍のブラックパーカーを使った、スポーティなメンズストリートコーデです。
全身ブラックで固めると重く単調な印象になりそうなところですが、ボトムスに光沢のある素材のパンツを合わせたことで一気に垢抜けていますね。
スポーティさはメンズストリートコーデの基本スタイルでもあるので、パーカーはマストハブアイテム。
あえてヘッドホンをおしゃれアイテムとして取り入れているところも、さりげなくおしゃれ上級者を感じさせるポイントとなっています。
インナーにアクセントカラーも差したモノトーンコーデ
アクセントカラーを差し入れとして使うモノトーンコーデもアリです。
こちらのモノトーンを使ったメンズストリートコーデでは、”ストリートらしさ”を感じさせるオーバーサイズのブラックデニムを羽織り、紫色のインナーをちょい足し。
ボトムスは細身にするとスッキリ見えますが、あえてセットアップにするのもストリート感が増して◎
少し色を加えるだけでも、印象がガラリと変わりますよね!
オールブラックで男らしさを強調
全てのアイテムをブラックベースでまとめたオールブラックな、メンズストリートコーデです。
一般的なダブルのライダースジャケットは細身のものが多いですが、こちらの画像で着用しているのはオーバーサイズ仕様でよりストリート感のあるスタイリングに。
ボトムスにはグラデーションのワイドカーゴパンツを組み合わせて、メリハリをつけています。
「全部のアイテムをブラックにすると暗い人に見えそう・・」と思うメンズもいるかもしれませんが、こちらの画像のように、素材感や陰影をうまく使うと洗練されたモノトーンなストリートコーデになるので、ぜひチャレンジしてみてください!
モノトーンにまとめカジュアルさをなくしたチェックシャツコーデ
着回しに便利なチェック柄のシャツも、ブラックをベースにしたカラーならモノトーンにも活用できます。
こちらのストリートコーデでは、ブラックをベースとしつつも、インナーのホワイトやスニーカーのグレーを組み合わせてバランスよくまとめています。
ボトムスには細身のカーゴジョガーパンツを合わせ、スッキリとさせてカジュアルさを排除。
それぞれのアイテムはカジュアルにも使えるものばかりですが、モノトーンで統一すると大人っぽい落ち着いたメンズストリートコーデに仕上がります。
アイボリーパーカーが目を引くセットアップコーデ
ここまでモノトーンを使ったストリートコーデの組み合わせを紹介してきましたが、「それでも難しい!」と感じるメンズにおすすめなのが、こちらのセットアップコーデ。
上下はブラックのデニムジャケットとパンツを合わせ、インナーにアイボリー色のパーカーをレイヤードするだけでOK!
スニーカーやキャップなどの小物も、ブラックもしくはホワイトベースのものを選ぶだけで立派なモノトーンでまとめた、メンズストリートが完成します!
ロゴのカラーとペイントパンツに遊び心を利かせたモノトーンコーデ
モノトーンを使ったメンズストリートコーデでは、ロゴをうまく活用するのも1つの手。
こちらのシンプルなプルオーバーパーカーも、おしゃれなロゴが入っていることで、無地とは全く違う印象に見せることができます。
ボトムスに合わせたブラックベースのペイントパンツは、ロゴとの統一感もありつつ、遊び心を感じさせるモノトーンコーデに格上げしてくれています。
モノトーンのアイテムかどうかに限らず、トップスにボリュームがあるときはパンツを細身にするとトレンドの『Yシルエット』のメンズコーデが作れるので、ぜひ意識してみてくださいね!
異素材で組み合わせたモノトーンコーデ
ブラックのスウェットトレーナーと、同じくブラックのシャカシャカパンツを合わせた、オールブラックで作るメンズストリートコーデです。
トップスには胸元と腕についたポケットの光沢感、そしてパンツは軽めのナイロン製のパンツを組み合わせて奥行きを出しています。
シルバーのチェーンアクセサリーが、コーデ全体の引き締め役になってくれているところも◎
グレーカラーをメインにしたモノトーンコーデ
こちらは、グレーのロンTにグラデーションがかったワイドカーゴパンツを組み合わせた、メンズストリートコーデです。
ワイドカーゴのグラデーションが主役となっているので、トップスはシンプルなロゴTがベストなバランス。
グレーアイテムを使いこなせると、モノトーンを使ったストリートコーデの幅が広がるので、この機会にぜひマスターしましょう!
ロゴをメインとしたモノトーンコーデ
こちらは、ブラックのロンTとスウェットパンツを使ったモノトーンコーデです。
オールドイングリッシュのバックプリントが入ったロンTは、1枚でメインアイテムになるので、コーデに困ったときも活用できて◎
スウェットパンツとのロゴデザインのバランスもよく、オーバーサイズのシルエットが旬度を高めてくれていますね。
ロゴはモノトーンを使ったメンズストリートコーデの単調見えを防いでくれるので、”さりげなく”を意識して取り入れてみましょう!
モノトーンでつくるストリートファッションコーデまとめ
今回はモノトーンでつくる、ストリートファッションの最新メンズコーデを紹介しました。
クールな印象のモノトーンアイテムは、少し工夫するだけでいろんな楽しみ方ができます。
また、今回紹介したようなロンTやトレーナー、パーカーは、同じアイテムでもサイズによってシルエットを変えることができるので、サイズ選びにもこだわってみましょう!
「モノトーンアイテムの選び方がわからない」「ストリートコーデのバランスがわからない」とお悩みのメンズは、ぜひ参考にしてくださいね!
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